WordPressを安全に運用するためには、セキュリティやバグ改修のサポートを受けるため
WordPressのバージョンを常に最新化していく手間が欠かせません。

WordPressのバージョンアップを怠る理由について
「単に面倒である」
「最新機能がついていなくても運用に支障はない」
などあると思います。

インターネット上のあらゆるソフトウェアは常にバージョンアップしていく存在であり、
バージョンアップには2種類あります。
・「メジャーアップデート」:大幅な仕様変更・機能追加
・「マイナーアップデート」:小規模の機能追加、セキュリティ、バグ改修など
大幅なメジャーアップデートを発表し、その後マイナーアップデートを幾回発表する、
というプロセスを繰り返していくことがほとんどです。

ソフトウェアの提供元は、あるアップデートによって重大なセキュリティ上の問題が見つかった場合、
それらに対する改修を実施して、マイナーアップデートを発表します。
そして、ソフトウェアの利用者は、セキュリティ上の問題を解決するため
発表されたマイナーアップデートを実施する義務があります。

WordPressのバージョンアップを怠り、セキュリティ上の問題を放置した場合
・WordPressの管理画面に不正アクセスされ、Webサイトのコンテンツがすべて削除されてしまう
・Webサイトが改ざんされてしまい、悪意のあるコードが埋め込まれる
・改ざんされたことに気付かない利用者がショッピングカート利用時にクレジットカードの情報を盗まれてしまう
・ショッピングカートなどのデータベースに登録された顧客情報が漏洩する
などの被害が発生する可能性が考えられます。

2021年3月4日現在、WordPressは5.6.2が最新バージョンとして提供されており、
WordPress公式ブログでは、バージョン5.7が2021年3月9日にリリースされるとの情報も公開されました。
https://wordpress.org/news/2021/02/wordpress-5-7-release-candidate/

当方ではWordPressのバージョンアップをはじめ、データベース(MySQL)などのバージョンアップも承っております。
詳細はこちらをご覧ください。

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この記事を書いた人

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岩野英穂
株式会社スタジオイワノ
代表取締役

当社は、WordPressを使用したウェブサイト制作を得意としています。初心者でも簡単に更新が可能なノンコード編集プラグイン「Elementor」を用いた作業にも自信を持って取り組んでいます。また、WordPressテーマ「Lightning」のカスタマイズなども幅広く手掛けています。さらに、オンラインショップ用の「Welcart」や不動産サイト制作用テーマ「不動産プラグイン」の制作も豊富に行っております。

また、制作業者様の下請け作業のお手伝いも行っております。人手不足やコーディングの一部を依頼したい、管理者が退職してしまった、更新内容を検討する時間がないなど、様々なご要望にお応えします。

お客様のご要望に合わせて無料の費用見積もりを提供させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。