レンタルサーバ会社から「ご利用中データベースのMySQL5.7への移行のお願い」
などのメールが届いて、どうしていいかお困りの管理者様へご案内いたします。
WordPressでWebサイトを管理している企業様へ
WordPressを安全に運用するためには、セキュリティやバグ改修のサポートを受けるため
WordPressのバージョンを常に最新化していく手間が欠かせません。
WordPressのバージョンアップを怠り、セキュリティ上の問題を放置した場合
・WordPressの管理画面に不正アクセスされ、Webサイトのコンテンツがすべて削除されてしまう
・Webサイトが改ざんされてしまい、悪意のあるコードが埋め込まれる
・改ざんされたことに気付かない利用者がショッピングカート利用時にクレジットカードの情報を盗まれてしまう
・ショッピングカートなどのデータベースに登録された顧客情報が漏洩する
などの被害が発生する可能性が考えられます。
バージョンアップについては、こちらの記事もご覧ください
2021年3月4日現在、WordPressは5.6.2が最新バージョンとして提供されており、
WordPress公式ブログでは、バージョン5.7が2021年3月9日にリリースされるとの情報も公開されました。
https://wordpress.org/news/2021/02/wordpress-5-7-release-candidate/
ご存じですか?バージョンアップが必要なものはWordPressだけではありません
データベース(MySQL)やPHPをはじめとする各種ミドルウェアのバージョンも、WordPressと同様に
セキュリティやバグ改修のサポートを受けるため、最新バージョンを常に使い続ける必要がございます。
ですが、必ずしも最新版を導入できるとは限りません。
契約しているサーバによって提供可能なバージョンは決まっている場合が多く、
ミドルウェアをサーバへ導入する際の手順も、各社サーバによって全て異なります。
例)A社の場合、
提供可能なバージョンは
PHP:7.4まで(最新は8.0)
MySQL:5.7まで(最新は5.8)
ミドルウェアバージョンアップのためには、
下記のような調査をページ管理者様が単独で実施する必要がございます。
・サーバへ導入可能なミドルウェアのバージョン
・ミドルウェアの更新方法
・データベースのデータ移行方法
・FTPでのファイル移行方法
・WordPressのバージョンアップ方法(テーマやプラグインも含む)
などなど
各社サーバの公式サイトFAQなどを参照すれば解決する場合もございますが、
データ移行のために使用するツール、たとえば「phpMyAdmin」の導入・使用方法については
サーバ会社ではサポートしていない場合もございます。
当方では、上記のような専門性の高い作業について、責任を持って承ります。
まずはお気軽にご相談ください。